ロードギガースの芝変わりに思うこと
現3歳世代の出資馬であるロードギガースが今週の未勝利戦に出走することになりました。昨年末12月26日にデビューしてから約1か月と少しの間に3走目となります。未勝利馬とはいえ、冬の時期にしては中々のハイペースです。
デビュー時の新馬戦は【阪神ダート1800メートル】を選んで、2.9秒差の8着。
2走目の未勝利戦は【中京ダート1900メートル】を選んで、ギリギリタイムオーバーならずの4.9秒差の11着。
出走してきたライバルもそこまで強くなかった中、厳しい結果が続いていたのですが、今週の3走目で矛先を変えてきました。
3走目は【小倉芝1800メートル】をチョイス。そう、ダートから芝へと変えてきたのです。
なるほどなあ。前走後からそんな話を匂わせておりましたが、杉山先生、そう来ましたか…
ダンカーク産駒はダート適性だが…
ロードギガースに出資をした際に調べてみたのですが、ロードギガースの父ダンカークの産駒はダートに適性を示す産駒が非常に多いです。
当時調べた結果と違った傾向が出てきているとすると、ダートならマイル以上の距離でもそこそこ活躍する穴馬が増えてきたというところでしょうか。
しかし、ロードギガースの場合、ダートに適性がないというよりかは、ダンカーク産駒特有の「ゆるさ」が出てしまっている印象を受けるので、今回の芝変わりが良い結果を生むかどうかは…
うーん。個人的にはちょっと懐疑的です。
もちろん、産駒の適性はあくまで産駒全体の傾向にすぎません。ロードギガースの場合は「走って見たら芝のほうに適性がありました」ということも当然ありえます。
また、2走を短期間に消化し、馬自身がレース慣れしてきていることと、ブリンカーを初装着して前向きさを促そうとしていることがプラスに現れてくれるといいのですが…
前走、前々走がひどいだけに、中々過度な期待は出来ませんが、ガンガン走ってくれるのは嬉しいことでもあります。馬主孝行な馬です。
目途が立つ走りができれば万々歳。応援したいと思います。