出資候補5頭を選出
出資馬の検討を終え、改めて自分の書いたレビューとユニオンのパンフレットを熟読しました。どの馬も魅力があることには間違いないのですが、果たしてブログ主の出資スタンスと合うのはのどの馬か。そんな観点で改めて考え、自分の中で5頭の馬を絞りこみました。年間の予算から考えるに、おそらく出資が出来るとしても1頭か、2頭。育成具合や締め切り具合を見ながら出資を決断していくことになると思います。潤沢に資金がない零細一口馬主なので、仕方ないですね。くぅぅ…
というわけで(?)、せっかくなので絞り込んだ5頭をご紹介させて頂きたいと思います。初めてレビューを書いて検討した募集馬。どの馬も活躍してほしいなあ。
1位:デンファレの2018
(参考:https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS11%2C12)
一口の出資金額を含め、もっともバランスが取れているのが本馬だと判断しました。
芝向きで仕上がりが早いというマクフィ産駒の本馬は2月生まれであることからも、まずデビューは遅くならないと考えています。母デンファレはまだ産駒はデビューしていないことから繁殖牝馬としての評価は未知数ですが、Balladeのファミリーの一族であることから血統的にも芯が通っています。また、調教師の木原先生は華々しさはありませんが、毎年の成績は堅実そのもの。ユニオンと宮内牧場とのラインも良い。勝ち上がりは硬く、得意条件を見つけ出せば後々まで楽しめそうな一頭だと思います。
2位:リヴァプールの2018
(参考:https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS15%2C16)
1位との差は出資金額の差。それだけしかありません。
キンシャサノキセキの種牡馬としてのコストパフォーマンスの良さは今更言うまでもありません。本馬の母リヴァプールは中央の多彩な距離において4勝を挙げた実績馬で、兄姉も勝ち上がり率が非常に優秀です。サンデーサイレンスの3*3が若干気になるところではありますが、スピードと前向きさに向かえば全く問題なし。短距離血統を鍛えるのが上手い角田先生に預託されるというのも心強く、早いうちに勝ち星を重ねてくれればあっと言う間に出資金額をペイしてくれそうな気がします。
3位:マドレボニータの2018
(参考:https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS17%2C18)
本馬の魅力はミッキースワローの半妹ということだけではありません。父キズナとLyphardとNorthem Dancerのクロスが発生しているという深み。また、時に大物をだす祖母ツィンクルブライド。いかにも広い競馬場で合いそうで、夢を見させてくれる血統だと思います。また、個人的には、預託先の杉山先生が非常に気になる。ユニオンは独自の育成分場を持たないだけに自ら鍛える杉山先生とユニオンの相性は抜群だと勝手に思っています。
4位:ナイアードの2018
(参考:https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS7%2C8)
母ナイアードが挙げた短距離実績(中央5勝)が父キズナと合うのではないか。そんな思いで本馬を4位に入れています。キズナの父ディープインパクトは短距離血統の繁殖牝馬と非常に相性がいいですもんね。3位の『マドレボニータの2018』とほぼ同列の評価なのですが、兄姉の良績がいないということと、クラブの見立てが「短距離」というところがブログ主自身の見立てたイメージと少し異なっていることから4位となりました。
5位:クイーンオブナプレスの2018
(参考:https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS37_38)
厳選5頭選出(自分で言っても偉そう…)の中で唯一の関東馬です。ルーラーシップ産駒は2歳からの走ってくるため、実は一口馬主向きの種牡馬だと考えているのですが、本馬は一介の早熟馬で終わらなそうな奥の深さを感じます。まず早めにデビューして早々に一勝。その後は近年手薄になっている長距離の条件戦で末永く楽しめそうな気がしています。アウトクロスがメインで体質が丈夫そうなのも良いですね。
※写真の掲載、URL・コメントの一部転載はユニオンオーナーズに許可を頂いております。