ユニオンマメ知識:ポイント制度
もうマメ知識はない…と弱音を吐いていましたが、結構重要な制度を紹介するのを忘れていました。先行出資によるポイント制度です。
ギリギリまで出資状況を見ながら出資できるのが強みでもあるユニオン。ですが、先行申し込みにもメリットもあります。実は先行申し込みをするとポイントが貯まり、そのポイントを出資に使えるのです。最大10パーセント還元。
(参考:ユニオンHPhttps://www.union-oc.co.jp/join/system/point.jsp)
結構バカにできないのがこのポイント制度。ロードでも同じような制度があり、ブログ主も6月に出資を決めたフレーヴォの出資に貯めていた使ったりしていました。
ちなみに、ユニオンが面白いのはセレクトツアーや懇親会に参加するとポイントが貯まったり、会員HPからマイホースに投稿文を投稿して掲載されたりしてもポイントが貯まることです。1回につき100ポイント。
ブログ主はユニオンのマイ出資馬『アルーリングハートの2018』が出走したことがないので、まだやったことはないのですが、もし出走の暁にはガンガン投稿文を投稿したいと思います(笑)
さて、今日のレビュー。今日はダートの中距離路線を歩む『グレートハーベストの2018』と夢を再び『オービーレディーの2018』です。
PEGASUS39 グレートハーベストの2018
概要
母:グレートハーベスト
母父:サンデーサイレンス
総額:1,200万円(200口×60,000円)
預託厩舎:藤原辰雄
コメント・所感
今年のユニオンラインナップで美浦預託予定の最後の牝馬はマジェスティックウォリアー産駒です。母グレートハーベストは4戦未勝利で引退しましたが、引退後には仔出しがよく、中にはマーチステークス(GⅢ)を勝ったマイネルクロップがいます。また、同じくクロフネをつけたバンパークロップはユニオンで募集され、3勝を挙げています。
今回、マジェスティックウォリアーをつけられるのは初めて。過去にはあまり強いクロスを持つ配合はされてきていなかったようですが、本馬の場合はSeeking the Goldの3*3をはじめとして、Buckpasserの5*5*5とSecretariat4*5もあるなど、アメリカのダート血統を詰め込んだような血統。マジェスティックウォリアーの代表産駒ベストウォーリアのイメージだとマイル前後が強い印象ですが、本馬は少し適性距離は短めになるのではないのでしょうか。中段で立ち回りの器用さを活かすというよりは、先行、なんなら逃げて押し切る形で勝負しそうなイメージです。クラブのPRを見ても、生産者とクラブが目指す方向性も明確ですね。
うーん、ただですね、少し感覚的に一口価格が高い気が…若干高齢の域に入っている母なだけに、50,000円くらいだったらという感じ。出資に関しては他の検討馬と比較していこうかなと思っています。
PEGASUS40 オービーレディーの2018
概要
父:マクフィ
母:オービーレディー
母父:コマンダーインチーフ
総額:1,000万円(200口×50,000円)
預託厩舎:小西一男
コメント・所感
本馬は父マクフィと母父コマンダーインチーフからSlightly Dangerous 5*3とダンシングブレーヴ 5*3を発生させているのが血統面での最大の特徴ですね。この配合、初見です。
マクフィは2018年世代から導入された新種牡馬ですので当然かもしれません。いや、というよりかは、そもそも母父コマンダーインチーフが残念ながら日本ではあまり成功していないため致し方ないのかも…
血統だけ見ると少し奥手にも見える血統ですが、「マクフィ産駒は仕上がりが早い」と分析されているだけに、どういう成長を遂げるのか興味深いです。生産者・静内フジカワ牧場の藤川達矢の近況PR曰く、「夢を再び」です。ユニオンのロマン枠の一頭なのかもしれませんね。
P.S.
本馬の半兄は静岡フジカワ牧場の生産馬ワイルドワンダーをつけられて誕生しています。もちろん、種付け料がかからないというビジネスの観点もあるのでしょうが、自家生産馬に対する愛着がある牧場なのが伝わってきました。
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