ユニオンのパンフレットが到着
ようやく待ちわびていたものが到着しました。ユニオンのパンフレットです。
ホームページで見ることはもちろんできますが、横並びで見るという意味では、パンフレットをペラペラめくったりできるのは大変嬉しいですね。また、過去に出資の際はあまり参考にしていなかったDVDも今年は見てみようと思っています。
さて、あと6頭になった募集馬レビュー。今日は芝の中距離で面白そうな『クイーンオブナプレスの2018』とグランド牧場ゆかりの血統馬『セクシーシューズの2018』です。
PEGASUS37 クイーンオブナプレスの2018
概要
父:ルーラーシップ
母:クイーンオブナプレス
母父:Singspiel
総額:1,200万円(200口×60,000円)
預託厩舎:林徹
コメント・所感
今年のユニオン募集馬で唯一のルーラーシップ産駒となる本馬。母クイーンオブナプレスは過去6頭仔を産んでいまして、そのうちの5頭がダーレー所属。ユニオンに提供されるのは初めてになります。生産者からのPRを読みましたが、経緯がわかるような、わからないような…(笑)素直に期待馬を提供してくれたと考えましょう。
ルーラーシップに関しては過去に産駒について考察したこともありましたが、芝ダート兼用の種牡馬で、2歳戦から走るのが特徴です。距離は2,000メートル以上の距離を得意にしているキングカメハメハ産駒の長距離路線を担う種牡馬でもあります。
(参考:ルーラーシップ
https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS39_40)
本馬の母クイーンオブナプレスは洋芝のイギリスで12FのG2で好走するなど、スタミナ自慢の血統。ルーラーシップとはいかにも合いそうです。また、半兄のブライトンロックはダート路線活躍もしていることからも、非常に幅が広い活躍が出来そうな予感がします。よって、おのずから、まずは王道路線を歩ませることになるのではないでしょうか。
また、預託先の先生も面白いですね。開業2年目の林徹先生。開成高校から東大卒という異色の経歴の調教師です。昔、NumberのWeb版で記事を読んだことがありました。日本で1%もいない高学歴を持ちながら「学歴に興味がない」とさらりと言えることがとてもカッコイイです。
(参考:https://number.bunshun.jp/articles/-/833438)
昨年開業されて10勝。今年は既に7勝。勝ち鞍の幅も広いため、これからが楽しみな先生です。
一口価格的にもブログ主とってはちょうど手頃なところ。馬はもちろん、預託先の伸びしろも含めて出資候補の一頭です。
PEGASUS38 セクシーシューズの2018
概要
母:セクシーシューズ
母父:パラダイスクリーク
総額:1,200万円(200口×60,000円)
預託厩舎:伊藤圭三
コメント・所感
ユニオンのPR文曰く、「父も母もグランド牧場生産のグランドブランド」である本馬。スズカコーズウェイ産駒は今年デビューの2歳馬でもラインナップされていましたが、やはり母はグランド牧場の生産馬でした。牧場のブランドとして生産できるのは一流の証。出資するしないは別にして、こういう馬に活躍してほしいと思いますね。
スズカコーズウェイ産駒の特徴としては、圧倒的に「ダート>芝」の成績を残していること。産駒が走り出して3年半。スズカコーズウェイ産駒の勝利はすべてダートです。自身は芝の短距離で個性を発揮した馬だったのに不思議なものです。Giant's Causewayの血が強く出ているのかもしれません。
そうなると、芝馬が欲しくて配合されている場合は少し注意をしなくてはいけませんが、全兄のバンドオンザランの地方のダート路線で活躍を見て「もう一丁!」と配合されていることからその心配は無用。クラブの近況からもダートマイル路線を歩ませるようです。厩舎もユニオンのグランド牧場生産馬御用達の伊藤圭三厩舎であることから安心感があります。
最初からダート一本槍の牝馬という点でブログ主的には出資検討では割引になってしまうのですが、中央競馬というよりも、牝馬の交流重賞に早々に舵を切ればコストパフォーマンスが良い一頭になるかもしれません。
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