マメ知識番外編:ロードの2歳馬ロードソリッド(募集中)
ちょっと前にユニオンの2歳馬は募集を締め切られてしまったのですが、ブログ主が入会しているもう一つのクラブであるロードではまだ2歳馬の募集をしておりまして、その中で「いいなあ」と思っていたキズナ産駒ロードソリッドが5月17日で出資を締め切るようです。
(参考:https://www.hot-river.net/entry/lord-solid)
(参考:https://www.lord-to.co.jp/boshuba.html)
育成自体は非常に順調で、これから栗東の清水厩舎に入厩するようですね。
先日、中央初勝利を芝コースであげたキズナ産駒ですが、本馬の適性はダートと言われています。キズナ産駒について、「ダートもやれそう」というコメントがポツポツと聞こえてきており、ユニオン募集の1歳馬も血統だけをみると芝・ダートに両方に適性を示しそうな模様。ロードソリッドはどうなるのかな。デビューが楽しみですね。
さて、今日のレビュー。兄が順調な活躍を見せる『ジャジャマーチャンの2018』と超貴重なオールステイ産駒『サイタの2018』です。
PEGASUS23 ジャジャマーチャンの2018
概要
父:モーリス
母:ジャジャマーチャン
母父:アドマイヤコージン
総額:3,000万円(200口×150,000円)
預託厩舎:清水久詞
コメント・所感
モーリス産駒については『マスターエクレールの2018』のレビューでも書きましたが、ブログ主は初年度は様子見をしようというスタンスです。
(参考:https://www.hot-river.net/entry/2019_PEGASUS11%2C12)
また、本馬の出資額は予算の倍以上のため、出資が難しいのは正直なところ。
ですが、本馬の血統を見ると、母の全姉はアストンマーチャン。スプリンターズステークスを制しており、阪神JFでも2着に入った実績馬です。母ジャジャマーチャン自身は未出走ですが、ドリームジャーニーを父に迎えた産駒2頭があと一歩で重賞に手が届くという活躍をするなど、繁殖牝馬としてのポテンシャルも優秀。
ユニオンの2019年募集馬の中、200口募集で3頭しかいない一口出資金10万円越えをしている理由がわかる気がします。
※ちなみに、清水厩舎へ預託される馬の中でも一番の高額馬です。
PEGASUS24 サイタの2018
概要
父:オールステイ
母:サイタ
母父:ネオユニヴァース
総額:1,200万円(200口×60,000円)
預託厩舎:羽月友彦
コメント・所感
本馬の父オールステイは目立った成績を上げることが出来ませんでした。ですが、トーセンラーやスピルバーグの甥っ子でもあります。ということは、祖母は名牝プリンセスオリビア。血統はピカピカの良血馬です。
…まあ、そういった血統面よりも、そもそも本馬の生産地を語れば「これぞユニオンの魅力!」と胸を張りたくなるユニオンファンの皆さまもおられるのでは。なんと本馬は九州生産馬です。どういう経緯でユニオンで募集されることになったのでしょうか。おそらく、関係者同士の深いつながりに違いないのでしょうが、ドラマがありそうで非常に気になります。
ちなみに、父オールステイの2017年の種付け頭数はわずか4頭。そのうちの貴重な一頭が本馬でもあります。
ちょっと、ロマン(?)の香りがし過ぎて検討の対象外ではありますが、今年ユニオンに入会した一年生であるブログ主としては、ユニオンの神髄を感じた一頭です。