POGはいつもまとめきれない
チェックし始めると中々まとめきれないのがPOGというものなのでしょうか。
ディープインパクトとハーツクライをまとめてたところで、キングカメハメハをまとめようとしたら「あれ、これいつものPOGドラフトのプロセスじゃ?」と気が付いてしまいました。
普段、GW明けから一か月かかってまとめているので、日刊POGの締め切り(30日15時)はどうやっても間に合いません。
というわけで、涙を呑んで、今日からさらに厳選し、チェックしていきたいと思います。今日はミスプロ系の3頭、キングカメハメハ、ロードカナロア、ルーラーシップです。
ミスプロ系の三大種牡馬、キングカメハメハ、ロードカナロア、ルーラーシップ
ヒートオンビート(マルセリーナの2017)
父:キングカメハメハ
母:マルセリーナ
栗東・松田厩舎に預託される予定です。母は桜花賞馬のマルセリーナ。ノヴェリストを迎えて産んだ初仔ラストドラフトが京成杯を制し、母のとしてポテンシャルを証明しました。今回、キングカメハメハを父に迎えた2番仔である本馬は人気必須でしょう。「牡馬は種牡馬にするのが使命」という高い目標をもつマツクニ先生はPOGシーズンでも大胆にレースを使ってくれるので心強い限り。もし、今シーズンが開催されていたら私は1位か、2位で指名していると思います。
サクセッション(アディクティドの2017)
父:キングカメハメハ
母:アディクティド
美浦・国枝厩舎に預託される予定です。全兄はマイラーズカップ(GⅡ)を勝ったクルーガーですね。全兄は高野厩舎でしたが、国枝厩舎になるのですか。となると、体質的に弱いというか、大事に使いたい理由があるのかと思ったのですが、特にそういった不安はない模様。すでにデビューも6月16日東京と決まっているようです。
1600メートルでデビューするようですが、本質的にはもう少し伸ばしても対応できそう。2,000メートルくらいまで持てば幅が広がって面白い一頭。ディープインパクトとロードカナロアが注目される昨今ですが、やっぱりキングカメハメハ産駒は外せません。
アンティシペイト(アンチュラス)
父:ルーラーシップ
母:アンチュラス
美浦・国枝厩舎に預託される予定です。2017年は母父ディープインパクトの繁殖牝馬が増え始めるターニングポイントの年と言われています。そもそも種付けが高額であるため、母父ディープインパクトの繁殖牝馬は成績はパッとしなくても、潜在能力を発揮できずに引退した牝馬たちばかり。そのお婿さんとして馬産地で好評なのがやはりルーラーシップのようですね。キングカメハメハの直系であり、牝系も通っていますし、タフネスがあったので体質が弱くなりがちな馬への種付けにも向いている、と。
本馬はGⅠレーシングで募集されています。大人気だったそうで。血統表を見ても長い距離、2000メートル以上が向いている印象ですので、狙うのはGⅠレーシング初のダービー制覇でしょうか。今年再ブームが来ると見るルーラーシップ産駒の一番馬と見ます。
ブロードストリートの2017
父:ロードカナロア
栗東・矢作厩舎に預託される予定です。ブエナビスタとレッドディザイアに次ぐ三番手に甘んじていたブロードストリート。2017年はロードカナロア産駒。大物を出てもおかしくない父親ですが、牝馬三冠を走り切るなど、堅実さを売りとしていた母の子ですから期待するのは「早いうちから活躍してポイントを稼いでくれること」でしょうか。
矢作厩舎はJRAでも一番数を使ってくれる厩舎ですので、そういった観点で指名の価値ありだと私は思います。
オーナーはハマの大エース三浦大輔さんのようですね。オーナーの魅力含みで指名したくなる一頭ですよね。
ロードクラージュ
父:ロードカナロア
母:レディルージュ
栗東・安田隆厩舎に預託される予定です。ブログ主が出資させて頂いているロードの2歳馬でもあります。
ロードカナロアの代表産駒としてあげられるのはもちろんアーモンドアイではありますが、実際多くの産駒はマイルまでの距離で強さを発揮しています。本馬に関しては、母レディルージュは芝・ダート問わずに短距離で5勝を挙げた快速馬でした。6月8日の京都1,200メートルでのデビューが決まっており、狙いは大きく2歳の短距離重賞。ノーザンファームは〇頭まで、など決まっているローカルルールがある皆さま、ぜひ指名をお勧めします。
ロードカナロアは少し谷間の世代?
チェックしていて気が付いたのですが、主にノーザンファームなどでロードカナロアは少し手薄になっている印象を受けました。確かに「3世代目は種付けが減る」というのはどんな馬にもありますからね。
出資馬はロードカナロア産駒ばかりということもあり、POGはキングカメハメハから選ぼうかな、と現時点では思ってます。