いよいよ、今週末に迫ってきたアーリントンカップ(GⅢ)。
愛馬ロードグラディオはニュージーランドトロフィーから一週間後ろずらしとなりましたが、昨日公開されたロードの更新情報によると順調に調整が出来ているようです。
去年は新潟2歳ステークスにロードアクアが出走し、今年はロードグラディオということで、二年連続重賞戦線への参加達成ということになりました。特別賞金や着賞金も大きいので、まず出走してくれるだけでも一口馬主としては大きな意義がある。改めてありがとう、愛馬たち。
ただ、出るからには一つ上の着順を、と願ってしまうのは致し方ないこと。本日発売のGallopでの出走メンバーもほぼほぼ確定していたので、前回と同様、なんとも主観的なレース傾向の下調べをしてみたいと思います。
出走予定馬は以下の20頭。フルゲート18頭は確実となる模様。せっかくなので、一口馬主クラブの馬には★つけてみました。
アズマヘリテージ
★ヴァルディゼール
★ヴァンドギャルド
★オーパキャマラード
★カテドラル
サンノゼテソーロ
ジゴロ
ジャミールフエルテ
トオヤリトセイト
ニシノカツナリ
ニューアビリティ
ヘイワノツカイ
ミッキースピリット
ミッキーブリランテ
ヤマニンマヒア
★ユニコーンライオン
ラブミーファイン
★ロードグラディオ
社台&ノーザン出身の血統馬も参戦し、かなり骨っぽいメンバーです。すごいなぁ、目がくらみそう。
(ロードグラディオも、母シンメイフジは重賞2勝馬なので、良血ですけどね。と誰向けかわからないアピールもしておきます。)
舞台は阪神外回りコース1600メートルの設定。同様の設定の舞台だと、桜花賞、阪神JF、朝日杯、などですね。個人的な印象としては、非常に硬いレースが多いというか、紛れが生じにくい印象があります。
実際、それはその通りようで、例えば同じマイル戦でも京都金杯が行われる京都1600メートルや先週のニュージーランドトロフィー中山1600メートルと比べると、上位人気の堅実性が高いです。また、「ラストの直線での上がりが早いこと」は好走の条件になっているようで、アーリントンカップでも過去5年で馬券になった15頭中、14頭が上がり2位以内でした。
それゆえと言いますか、阪神1600メートルを庭にしている種牡馬はディープインパクト。次点はロードカナロア。
ロードグラディオの父キングカメハメハも相性は悪くはないのですが、多少馬場が渋るような力がいる馬場になった時に好走してくるようで、パンパンの両馬場だと分が悪い。
つまり、言ってしまえば、横綱競馬にふさわしい舞台設定というわけです。
そういった観点で改めて出走予定馬を見ると、やはり一番人気はヴァルディゼールになるのでしょうね。シンザン記念を制し、NHKマイルの前哨戦として堂々参戦ですから。もし馬券を買うなら、この馬を軸にして流したいと思えてしまいます。
続く2番~4番人気としては、きっとミッキーブリランテ、ヴァンドギャルド、ジャミールフエルテあたり。ロードグラディオは5番人気くらいかなあ。
ロードグラディオの過去の戦績を考えると、前目につけながら先行抜け出しをして、直線逃げ粘る競馬をしていくと想像するのですが、そうなってくるとやはり後ろから差し脚を伸ばしてくるヴァルディゼールに飲み込まれてしまいそう。
かといって、スパッと切れる脚がないというのはジョッキーや西浦先生からも幾度となくコメントが出ていますから、人気馬を後ろから見るような競馬はもっとダメでしょう。うーん、悩ましい。
むしろ、姑息な手かもしれませんが、今回は勝利よりもNHKマイルへの出走権を第一目標に3着を狙っていくのも戦法としてはあるかもしれません。例えば、ヴァルディゼールより後ろから追い込んでくると思われるジャミールフエルテをマークし、ワンアクション早く追い出す形の戦法とかどうでしょうかね?(これまた誰あてでもありませんが。)
客観的に考えて、展開の利や条件面での幸運に恵まれないと中々厳しそうな気はしますが、重賞で確証級の馬なんてそうはいないから当たり前か。
ドリームジャンボで3,000円が当たるかな、くらいの期待値で結果をワクワク待ちたいと思います。
本心では、まだまだ先がある馬だと思っているので、精一杯走って欲しいのが一番です。